肝斑は、特に30代から50代の女性に多く見られる顔のシミの一種です。

顔に左右対称に現れ、特に頬骨のあたりに茶色の色素沈着がみられます。

肝斑は病気ではありませんが、見た目にや肌の美しさに大きく影響するため、美容的な悩みとして多くの方が改善を望んでいます。

ここでは、肝斑の原因や治療方法、予防・ケアについて詳しく説明し、Apollon Clinic(アポロンクリニック)の治療法の紹介も交えて解説します。

肝斑の原因

肝斑の原因は完全には解明されていませんが、以下の要因が関与していると考えられています。

ホルモンバランスの変動
妊娠や経口避妊薬の服用、更年期などでホルモンバランスが変動することで、メラニンの生成が活発になり、肝斑が生じやすくなります。

特に女性ホルモンのエストロゲンが影響しているとされており、女性に多く見られる理由の一つとされています。

紫外線の影響
紫外線は肌のメラニン生成を促進するため、肝斑の悪化要因として知られています。

日焼け止めを使用して紫外線から肌を守らないと、肝斑がさらに濃くなる可能性があります。

ストレスや生活習慣の乱れ
ストレスや睡眠不足、喫煙、過剰な飲酒も肝斑の発生に関与していると言われています。

これらの生活習慣の乱れがホルモンバランスや自律神経に悪影響を与え、肝斑を引き起こす可能性があります。

肌の間違ったケア

肌を擦ると肝斑は悪化します。

良かれと思って、アカスリや自己流のマッサージ、間違ったスキンケアをすると、肌への摩擦となって肝斑が引き起こされるケースがあります。

肝斑のケアと対策

肝斑を予防・改善するためには、日常的なケアと対策も重要です。

以下のポイントを心がけて生活することで、肝斑の再発防止や改善をサポートできます。

紫外線対策
肝斑の最大の悪化要因である紫外線を避けることが最も重要です。

日焼け止めを毎日使用し、帽子や日傘を活用して紫外線から肌を守りましょう。

日焼け止めはSPF30以上のものを選び、定期的に塗り直すことをおすすめします。

アポロンクリニックでは、施術直後でも使える日焼け止めの取り扱いもございますので、施術と一緒にご購入いただくと安心です。

適切なスキンケア
肌に優しい洗顔と保湿を徹底することが肝斑ケアには重要です。過剰な摩擦や刺激、

自己流のマッサージは避け、肌に負担をかけないように気をつけましょう。

また、美白成分(トラネキサム酸・ビタミンCなど)を含む化粧水やクリームを取り入れると、色素沈着の予防に役立ちます。

生活習慣の改善
規則正しい生活習慣がホルモンバランスを整えるのに役立ちます。

睡眠をしっかりとり、栄養バランスの良い食事を心がけ、ストレスをためないようにしましょう。

また、適度な運動も自律神経の安定に寄与します。

禁煙・減酒
喫煙や飲酒は肝斑を悪化させる要因の一つです。タバコは血流を悪化させ、肌の新陳代謝を低下させるため、肝斑のリスクが高まります。

飲酒も適度に抑え、肌への影響を最小限にすることが肝斑対策には重要です。

アポロンクリニックの肝斑治療

アポロンクリニックでは、皮膚科のベテランナースが在籍しており、最新の技術と知識を駆使して患者一人ひとりに合った治療プランを提案しています。

肝斑は一人ひとり症状が異なるため、個別のカウンセリングを通じて最適な治療法を選定します。

内服薬、レーザー治療、スキンケアのアドバイスを組み合わせた総合的な治療を行い、患者様のお悩みに応えています。

以下、取り扱っているメニューについて説明します。

①ピコトーニング

従来はレーザー照射できないと言われていた肝斑にも照射でき、改善できるのがピコトーニングです。

これは、蓄積したメラニンを回数を重ねて少しずつ排出させる治療法で、

メラニンの除去だけでなく、肌のハリ、ツヤのアップ、キメを整えるなど肌質改善にも効果を発揮します。

②ポテンツァ(肝斑モード)

POTENZA（ポテンツァ）は、微小な針を肌に刺して、針の先から高周波（RF）を流すという治療法で、

ニキビ・ニキビ跡・毛穴・肝斑・赤ら顔・たるみなど、幅広いお肌悩みに効きます。

肝斑モードでは、肝斑に効果的な針の深さ・エネルギー出力に設定することで、肝斑の根本原因のメラノサイトの活性化を抑えてくれます。

さらに、毛穴にも効くため、一回で変化をしっかり感じることができます。

③マッサージピール/ミラノリピール/ケミカルピール

クリニックで受ける医療用ピーリングでは、肌に負担をかけることなく古い角質が取り除き、新しい角層の生成を促します。

ターンオーバーを正常化し、さらに薬剤が真皮層を刺激することで、ニキビ・ニキビ跡などの肌荒れ、

毛穴の開きや黒ずみ、お肌のくすみやハリ、肝斑など、様々なお肌トラブルに効果的です。

どのピーリング剤が合っているかは、一人一人の肝斑の症状やお肌状態によって異なるため、診察でしっかりみていきます。

④美容内服

当院の美容内服には、トラネキサム酸、シナール、グルタチオンが含まれています。

医療機関による処方のため、安心して高品質な錠剤を服用することができ、継続して服用されることでより効果を実感いただけます。

まとめ
肝斑は、紫外線やホルモンバランス、生活習慣の影響を受けやすいシミの一種であり、正しい治療とケアが求められます。

Apollon Clinic(アポロンクリニック)では、経験豊富な女医による丁寧な治療が受けられるため、宇都宮市の方はもちろん、

栃木県外にお住まいの方からも幅広く支持をいただいております。肝斑にお悩みの方はぜひアポロンクリニックへ。

記事監修 アポロンクリニック院長 和田真梨子