眉下切開でのダウンタイムを解説!気になる傷跡や術後の過ごし方も
眉下切開で、視界も見た目もスッキリさせませんか?
加齢によって上まぶたが重く垂れてくると、目が開けにくくなったり目つきが悪くなったりすることがあり、暗く老けた印象を与えます。
眉下切開はダウンタイムが比較的短い手術ですが、眉毛の下をメスで切開するため傷跡や経過が気になるところです。
この記事では、眉下切開後のダウンタイムや傷跡の経過、術後の過ごし方について解説します。
眉下切開にご興味のある方は参考にしてください。
眉下切開とは
眉下切開(まゆしたせっかい)は「眉下リフト」とも呼ばれます。眉毛の下の生え際を切開して、上まぶたの余分な皮膚を切り取る手術です。
まぶたが垂れて視界が狭くなると、目を開くために額に力を入れて眉毛を上げなければならず、額にしわができてしまいます。
眉下切開はたるみを取って目を元の状態に戻すだけでなく、額のしわ改善や重たいまぶたをすっきりさせることも期待できます。
眉下切開後は傷跡が残る?
眉下切開は眉毛の下に沿って皮膚を切るため、傷跡が目立ちにくいのが特徴です。
ただし、眉毛から離れた場所で切開されてしまった場合には傷跡が目立つ位置に残ることがあります。
手術直後は縫合した糸が出ており、しばらくの間は赤みが強いため傷が目立ちやすい状態です。
抜糸までは傷直上のメイクはできません。傷にかからない程度のメイクは可能なので多少は隠すことができます。
ただ、術直後に傷に負担をかけてしまったり、医師の縫合技術が未熟だったりすると、傷跡が目立ちやすくなります。
1週間程度で赤みや腫れが落ち着き、抜糸ができるとメイクで赤みを隠せるため、より傷跡が分かりにくくなります。
ダウンタイムが問題なく経過すれば、半年程度でメイクをしなくても傷跡が分からなくなるはずです。
眉下切開のダウンタイム
眉下のダウンタイムは通常1週間程度ですが、個人差によって多少は前後します。
内出血や腫れが引くまで2週間程度かかることもあり、見た目を気にせず生活できるようになるのは2週間以降と考えた方がいいでしょう。
ただし、傷を触ったときの硬さなど、時間の経過とともに徐々に落ち着いていくものの完全に症状が無くなるまでは2ヶ月程度かかります。
術直後~翌日
当日は切開した部分に腫れや内出血が生じます。当日の夜から上まぶたがかなり腫れたようになり、痛みがピークとなります。
翌日以降もむくみは続くため、しっかりとクーリングなどを行い腫れを抑えましょう。腫れや浮腫のピークは翌日の朝です。
痛みは翌日の夜には少しづつ落ち着いてきます。
術後2~3日
翌日よりも腫れは軽減するものの、上まぶたの腫れやむくみはまだ強い時期です。
下まぶたもむくんで目元全体が腫れぼったくなるため、目が開けづらく感じる方もいます。
3日目までは、痛みが出ることがあり、痛み止めを服用して軽減できます。
術後4日~10日
術後1週間程度で内出血は吸収されていき、腫れや赤みも落ち着いてくる時期です。
抜糸までは、傷にかからなければ上まぶたや眉へのメイクもできます。1週間を目安に来院し、傷の状況が良ければ抜糸が可能です。
術前と見た目がほぼ変わらない状態になるため仕事に復帰できるでしょう。
術後1~3ヶ月
赤みは1~3ヶ月かけて周りの皮膚となじんでいき、傷跡もほとんど目立たなくなります。
メイクをすることで傷跡のカバーができるため、見た目には自然な仕上がりです。ただし、まだ傷の部分に違和感が残っている方もいます。
特に術後1ヶ月は拘縮が最も強く出る時期のため、術後2週間くらいの頃より傷の違和感が気になる方もいます。
術後3~6ヶ月
傷跡に残っていた違和感もほとんど気にならなくなります。傷自体も、すっぴんでも分からないくらい綺麗になります。
上まぶたがスッキリとして、二重がくっきりと現れてくるでしょう。
術前にはまぶたで視界が狭くなっていた方も、黒目が現れてより目が大きくなったように見え、明るく若返ったような印象も与えられます。
眉下切開のダウンタイム中の過ごし方
眉下切開の後は、過ごし方によってダウンタイムの症状や経過が異なります。
ダウンタイム中の症状を軽くしたり早く終わらせたりするために、日常生活で注意することを紹介します。
できれば仕事は休む
負荷があまりかからない仕事の場合は、腫れや内出血があっても仕事を続けることは可能ですが、
力仕事や動き回る仕事は腫れが悪化する可能性があるため数日間はお休みするのがおすすめです。
また、腫れている状態で人に会いたくないと考えているのであれば、1週間程度は仕事を休む必要があります。
目元のケア
傷の上に清潔なガーゼをかけてから保冷材で冷やします。冷やし過ぎると刺激になるため、ある程度冷やしたら外すを繰り返しましょう。
創部へのメイクを避ければ当日からメイクできますが、当日の夜は洗顔はできないためクレンジングには拭き取りタイプを用います。
翌日の夜からは洗顔OKなので、泡で創部を優しく洗って、清潔なぬるま湯で綺麗に洗い流しましょう。
抗生剤入りの軟膏や痛み止めを処方される場合には用法用量を守って使用し、できるだけ目元をこすらないように注意しましょう。
血行を促す行動を避ける
入浴や激しい運動、飲酒などで血行が良くなると、腫れや痛みを悪化させてダウンタイムが長引くことがあります。
抜糸まではできるだけ避けて安静を心がけて過ごしてください。
まとめ
眉下切開では、術後の過ごし方でダウンタイムの症状を抑えられます。また、医師による丁寧かつスピーディな手技により、
ダウンタイムの短縮や傷跡を目立たなくさせることも可能です。
Apollon Clinic(アポロンクリニック)の眉下切開は、細かい調整を行いながら質の高い切開・縫合技術を提供いたします。
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記事監修 アポロンクリニック院長 和田真梨子